白い山に埋もれる2kg

静かなわけだ。

ルークが寝ている。

ただ、それだけのことなのに、
わが家ではちょっとした事件になります。

なぜなら、ルークは48kg。

寝ているだけでも、存在感がすごい。

床の上に、白い山がひとつ。

そしてその横に、オスカー。

いや、横というより、
ほぼ埋もれている。

ルークの大きな体にぴったりくっついて、
顔だけちょこんと出しているオスカー。

苦しくないのかな。
狭くないのかな。
そこ、本当に落ち着くのかな。

こちらは少し心配になるけれど、
オスカーは逃げる気配なし。

むしろ、そこが一番安心する場所みたいに、
静かにルークのそばにいます。

48kgの兄ちゃんと、2kgの弟。

大きさは全然違うのに、
距離だけはいつも近い。

近すぎるくらい、近い。

でもきっと、オスカーにとってルークは、
大きくて、あたたかくて、
ちょっと邪魔で、でも大好きな白い山。

今日もわが家の床には、
大きな白と、小さな白がくっついています。

静かなわけだ。

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